一般就労をめざしたい方(就労移行支援)
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仕事、ビジネスマナーなどの就労訓練、求職活動、企業実習などを行い、一般就労を目指す、
就労移行支援コース。
就労移行支援コース。
たまんの就労移行支援では「一般就職したい!」はもとより、「就職して給料をたくさんもらいたい!」「就職して一人暮らしをしたい!」「車の免許が欲しい!」など、利用者の皆様が日頃、抱いている夢や希望を叶える為のお力添えが出来る様、様々な支援や取り組みを行っております。
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Support
Structure
就労移行支援のしくみ
「たまん」での就労移行訓練の
取り組みについて
- 令和5年4月時点就職実績
- 55名
一人ひとりに合った密なプログラム作成とチーム体制
「たまん」では、サービス開始時に担当の計画相談員とご本人、ご家族を交え、担当者会議を開く中で、ご本人とご家族のニーズの聞き取りと整理を行い、目標達成に向けた一人ひとりに合ったプログラムを作成して訓練を開始していきます。このプログラムは担当者が作成しますが、ミーティングや支援ソフトなどで共有しており、それによりスタッフ全体で一貫した支援を提供しています。
また、ご本人の課題の整理と明確化を図るため、プログラムとは別に就労チェックリストを利用し、その結果をご本人とご家族、担当相談員に情報開示し、共有することによって、チーム一体として密に連携が取れる支援体制づくりを心がけています。
就業準備性ってなに?
「就業準備性」とは、一般就労において健常者と共に仕事を行う上で確実に求められる、「挨拶」「報告、連絡、相談」「身だしなみ」「時間の意識」などの基本的なマナーを身に着けることです。
「臨機応変さや、物事を客観視できる力」を目標に日々訓練を行っております。
また、作業訓練の中で「利用者同士で助け合う協調性」や「感謝の気持ち」「気分に左右されない、時には我慢を要するメンタル面の強化」なども実践を通して学べるよう支援しています。
就業準備性のピラミッド
一般就業への準備
就労準備性が整ってきた利用者につきましては、ハローワークや生活支援センター等、関係機関とも連携を図るとともに、利用者の特性や希望に応じた職種の選定を行い、企業見学と職場体験実習を実施しており、より一般就労に近い環境の中で自身の適性と課題を把握しステップアップに繋げ「就職」という夢の実現に向け支援しています。
一般就労は新たなスタート
一般就労は新たなスタートです。朝、遅刻しないよう準備をして新しい職場へ向かいます。「たまん」とは違う、一般就労先の職場はとても新鮮なことでしょう。新しい仕事仲間(同僚)や、新しい仕事内容です。給料もたくさん頂けるでしょう。不安になることもあると思います。でも、安心して下さい。「たまん」では、一般就労後も必要に応じて卒業生や企業側と連携を図りながら、その後の様子も把握出来るよう努めています。また、新たな事業(就労定着支援)により、一般就労後にも継続した支援が提供できるようになりました。就労先とのやり取りの支援や困り感の解消など、安心して継続的な就労が可能となります。
就職しても「たまん」のイベント(たまん祭、忘年会など)のご案内や、ボランティア受け入れも積極的に行う中で、卒業生の近況を聞き、卒業してもコミュニケーションを図ることで、末永く繋がりを保ち、心身ともに安定して働いていけるような、想いに寄り添ったサポート体制を心がけています。
就労移行訓練の流れ
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- 0~6ヶ月基礎訓練期
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- 作業における確実性、集中力
協調性を身に付ける。 - 就労への課題の明確化。
- 施設外就労の実施。
- 作業における確実性、集中力
- 0~6ヶ月
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- 6~12ヶ月就職準備性
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- 就職への意識の確立。
- 社会性やマナー、履歴書の
書き方、面接技法の習得。 - 報告・連絡・相談の
習慣づけ。
- 6~12ヶ月
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- 12~18ヶ月実践的訓練期
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- 求職活動、職場見学、職場実
習、トライアル、雇用の実践 - 適正に合った職場探し。
- 求職活動、職場見学、職場実
- 12~18ヶ月
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- 祝・就職
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就職後のアフターフォーロー。
(関係機関、就職先との連携、巡回)
- 対象者・就労移行支援コースを利用したい方
- 特別支援学校、卒業生、在宅、離職者など 就労を希望し、単独で就労することが困難であるため、就労に必要な知識及び技術の習得もしくは、就労先の紹介その他の支援が必要な65歳未満の者。定員は8名。
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Team
TRY
トライ班のご紹介
(就労移行支援コース)
ロゴマークイメージになぞらえた、班分けで
仕事(生産活動訓練)を行っています。
就労移行支援コースは、「トライ班」で活動します。
トライ班の活動
就労移行支援コースであるトライ班は、ビジネスマナー訓練や企業実習などの就労訓練のみでなく、集団活動訓練の一貫として、企業様提供によるダンボール組み立て、資源回収、障害者職業センターなどへの清掃委託業務などの様々な仕事(生産活動訓練)を行っています。
3つの班の中で一番人数が少ない班ですが、特別支援学校から利用する方が多いため、比較的若い利用者が多く、コミュニケーションを図る事が大好きな利用者が多いです。現員数の3割増しくらいで賑やかな班です。
- プログラムの作成。一人ひとりに合ったプログラムを作成します。
- ダンボール組み立ての様子。 支援員と一緒に様々な仕事に取り組みます。
- 企業様依頼の封筒組み立ての様子。
- ビジネスマナー訓練、SSTの様子。
一般企業との取引となりますので、仕事中は皆真剣です。初めのうちは、担当の支援員がサポートします。
どの利用者も初めは戸惑いますが、徐々に仕事に慣れると自ら仕事を行うことができるようになります。組み立ても支援員より早い利用者もおり、一人ひとりの成長や可能性はとても素晴らしいものがあります。
また、この仕事で得た収入から、費用を差し引いた額を給料(工賃)としてお支払いします。